リテールビジネス研究所

R・B・Kおもてなし調査隊がいく!今月のPATROLvol.60~65

年間1,300以上のショップを見ている専門調査員「R・B・Kおもてなし調査隊」がリアルな現場をレポートします。

今月のPATROL vol.62

vol.62
2018 September

[ 渓谷展望カフェ ]

秘境カフェで体験した
心に沁みる深いおもてなし

shopimage

SHOP DATA>>>渓谷展望カフェ (兜家旅館)

東京都西多摩郡檜原村数馬2612
関連URL:http://www.kabutoya.net/cafe/jp/item1.html

おもてなし評価
総合 挨拶 grade
95点 笑顔 grade
パーソナルな対応 grade
grade 再来店したいか grade

カフェ好きの私が見つけた、とっておきの
おとなのカフェタイム by 調査員K.I

カフェめぐりが趣味の私。家事や子育て・仕事の合間に、寸暇を惜しんで回る「寸カフェ」を日々楽しんでいます。「この夏は、緑の中でゆったりとカフェタイムを過ごしたい」と、ネットで調べて見つけたのが、都下檜原村にある「溪谷展望カフェ」!1日3組、しかも1組が滞在中は、他の組は入れないシステム。素敵!!すぐに予約を入れました。

東京は奥深い。自然豊かな場所にはその利点を存分に生かしたおもてなしがある。湧き水、庭花、ドローン撮影の写真。そし て、ご主人との丁寧な会話。全ての力が豊 かな時間消費に繋がったのだろう。

奥多摩ドライブのつもりが、どんどん山奥に・・・ナビ、間違ってないかしら?

都心から愛車を走らせる事1時間ちょっと。「本当にこんな山奥にカフェがあるのかしら?」と思いながら、ウネウネと続く山道を登っていくと、「兜家旅館」の看板を発見。更に細い山道を進むと、何とも情緒深い合掌造りの建物があり、こちらに気付いた作務衣姿のご主人が中から出て来てくれました。とても腰の低い旅館の主は、私たちを旅館大広間へ案内してくれました。窓から溪谷と滝が見下ろせる、絶景の大広間。広々とした非日常的な空間で、私達3名だけの贅沢カフェタイムの始まりです。

老舗旅館がこだわる
「贅沢な時間と空間」に癒されて

19代続く兜家旅館に宿泊されるお客用のお食事処として使われている大広間。お客様がチェックアウトされた後の5時間だけ、カフェとして使っているそうです。メニューは、檜原露頭水などの湧水2種類から選ばせてくれるお水で入れる、フェアトレードのコーヒーや檜原村産の紅茶など。決して安いお値段ではありませんが、ご主人の手間暇や、贅沢な空間を考えると、満足のいく価格です。説明はひとつひとつとても丁寧で、メニューへの愛情や拘りが感じられました。 ドライフルーツたっぷりの美味しいチーズケーキは、前日迄に予約必須。器に添えられた庭の生花も粋な演出でした。

「お客様に楽しんでもらいたい」という
ご主人の気持ちが嬉しくて・・・

ゆったりとティータイムを楽しんでいると、ご主人から「よろしければ、お茶が終わったら庭に出て、お好きな紫陽花をお切りしましょう」と嬉しいお誘いがありました。庭一面に咲く紫陽花の中からお花を選ぶのも楽しく、帰宅中に枯れないよう、濡らした新聞紙やビニール袋を用意してくれる気遣いも素晴らしいと感じました。その他、ドローンを使って溪谷側から大広間でくつろぐ私達を写真撮影し、スマホに送ってくれたり、駐車場まで付き添い、車が出るまで見送ってくれるなど、ご主人の深いおもてなしの心が感じられました。次回は、宿泊客として行ってみようと、目下計画中です。

今月のPATROL vol.61

vol.61
2018 August

[ コープみらいコープデリ ]

スタッフによって、あまりにも違う
サービスの質に我慢できず・・・

shopimage

SHOP DATA>>>コープみらいコープデリ千歳センター

東東京都世田谷区船橋7-13-5
関連URL:http://www.coopdeli.jp/

おもてなし評価
総合 挨拶 grade
50点 笑顔 grade
パーソナルな対応 grade
grade 再来店したいか grade

25年間愛用していた宅配サービス 不便だけれど止めました  by 調査員Y.N

先日、25年間続けていたコープの宅配サービスを退会しました。少しくらい不便になっても、暑い中、重い荷物を運ぶことになっても、週に1度憂鬱な気分になるよりましです。スタッフによってこんなにも対応が異なるものか、と思うと共に、笑顔と温かい対応の大切さが身にしみています。

宅配スタッフが、手書きのチラシを作成し、生き生きとした笑顔で会話していたことに驚いた。食の宅配は、益々進化しているが、メニュー開発だけではなく、接客対応で差別化を図ることも、今後アリなのかもしれない。

転勤先で地元の情報をくれた女性宅配
スタッフとは、今も年賀状交換の仲です

25年前、転勤先の仙台で近所の方に声を掛けて頂き、一緒に始めたのがコープの宅配サービスでした。 配達スタッフは女性の方で、いつも笑顔でとても親切な対応をしてくれました。転勤族の私に、地元の色々な情報を教えてくれ、時にはこちらが商品を収納する間に子守を引き受けてもくれました。すっかりスタッフの女性と仲良くなり、毎週車の到着時にコープの曲が聞こえてくるのを、親子で楽しみにしていたものです。だから、東京に戻って来ても、迷うことなくコープに入会しました。

大量な重い荷物も笑顔で運び
    手書きのチラシにも工夫アリ!

社宅時代は家族が増え、エレベーターなしの3階にいましたので、毎回数10㎏の荷物を運んでもらうのが、申し訳ない気持ちでしたが、「それが私たちの仕事ですから、お気遣いなく、どんどん注文してください」と、いつも元気な笑顔で言ってくれました。また、急用で配達日に留守にしなければならなかった時も、嫌な顔一つせず、臨機応変な対応をしてくれました。毎回箱に入れてある手書きのチラシには、お勧め商品以外にスタッフの家族の話、行事の話等が盛り込まれ、スタッフの人柄や仕事への熱意も感じられ、読むのがとても楽しみでした。

いつも不機嫌、ため息をつきながら配達する
スタッフに替わり、毎回憂鬱な気分に・・・

これまでのスタッフは、全員100点満点の対応でした。ところが、スタッフが事故で大けがをし、事務職に異動する事になり、新しいスタッフに替わってしまいました。すると、配達時間が予定より大幅に遅れる事が多く、荷物の扱いも雑。しかも笑顔なし温かみもない対応で、たまに口を開けば、「暑い日の重い箱(飲料水等)を運ぶのが嫌だ」と言って、不機嫌そうにため息をつく始末。毎週の配達日が憂鬱になり、退会の連絡を入れる事にしました。電話口の担当者は、これまでのお礼の言葉もなく、退会理由も聞かず、淡々と事務手続きを進めました。(残念ですが、最後の2名の対応は、0点を付けざるを得ません)

今月のPATROL vol.60

vol.60
2018 July

[ 丸の内の夜 ]

ハード面は◎
でも、ハートが微妙な丸の内の夜

shopimage

SHOP DATA>>>PAGLIACCIO

東京都千代田区区丸の内2-2-3
関連URL:https://kiwa-group.co.jp/pagliaccio_marunouchi/

おもてなし評価
総合 挨拶 grade
45点 笑顔 grade
パーソナルな対応 grade
grade 再来店したいか grade

お洒落ではなかった頃の丸の内は、もっと居心地が良かった様な気がします。  by 調査員A.M

先日、日本サービス大賞「内閣総理大臣賞」を三菱地所が受賞。「世界で最もインタラクションが活発な街」といわれるようになった丸の内。その街づくりに対しての受賞です。そんな折、35年前に丸の内のOLだったメンバーが、暑気払いをする事になり、「せっかくだから、懐かしい丸の内で素敵な夜を過ごしましょう」ということになりました。

初めの印象がよくても、最後の対応でその店舗の印象が決まる。人其々懐かしい街があり、そして街の変化は人々を豊かにする為のもの。想い出多き街の3連敗は残念すぎる・・・(涙)

まずは、丸の内ホテルの「ポム・ダダン」
丸の内の街を見下ろすキラキラビアカーデン

暑気払いと言えばビアガーデン。旧丸ビルの屋上で枝豆で生ビールを飲んでいた時代とは異なり、イルミネーションのテラス席で、ライトアップされた東京駅を見下ろし、こだわりのビールで乾杯。とてもゴージャスな気分です。スタッフは全員笑顔で丁寧。目配りも素晴らしく、欲しい時に欲しいサービスが提供され、気持ちの良い時間を過ごすことができました。ただ、2時間制の最後の頃、どのスタッフもテーブル近くを通りながら、何やらそわそわと腕時計を気にするしぐさ。はい、わかっております。時間は厳守致しますから。

次は、日本のシャンゼリゼ通り
丸の内仲通りの新店「Happ.」でひと休み

酔いを醒ましながら、丸の内仲通りを少し歩き出すと、イマドキのお店を発見! 5月にOpenしたばかりの「Happ.」は、毎回テーマを決めて、世界中のこだわりコーヒー豆、クラフトビール、パン等を提供してくれるポップアップギャラリー。「昔の仲通りとは違うよねぇ」と言いながら入店すると、店内は既に「早く帰りたいモード」全開。閉店まであと1時間もあるというのに、スタッフ3名は全員笑顔のないお疲れのご様子で、迷惑そうに注文を受け、時計をチラチラ見始めます。

極めつけは「PAGLIACCIO」
 「早く帰りたい丸の内」にガッカリな夜

最後はすぐ近くの「PAGLIACCIO」に移動。こちらに気付いたスタッフは、笑顔でドアを開け、店内に招き入れてくれました。こちらも閉店1時間前でしたが、デサート注文OKとの事で、メニュー説明も丁寧でした。しかし、復唱がなかったためオーダーミスがありました。ミスがわかると、スタッフはムッとした表情でv隣の空きテーブルにその商品を置き、そのまま厨房へ。その後は、音を立てて店内の片づけが始まり、あっと言う間に空いた食器を片付けられた私たち。35年前にいつもみんなで行っていた、古くて居心地がとても良かった喫茶店に思いを馳せながら、お洒落な街を後にしました。

ご利用上の注意

R・B・K CS調査の文書の著作権は、R・B・Kに帰属します。情報を利用する際には、営利目的による複製等、著作権法上の利用はできません。無断転記、転用を禁じます。

BACK NUMBER